Excelで出席簿を作成!

数年前から部活の顧問を任されていましたが、ここ数年、ダンスの人気急上昇や部員たちの活躍のおかげもあって、メンバーが圧倒的に増えました!

外部での発表や、文化祭での活躍、定期公演などをきっかけに興味を持ってくれて新しく入部したいという生徒や、説明会で見て楽しそうだと思いました、など日々の活動が実を結んでいるのかな、という気がしてうれしい限りです。


ただ、人数が増えてくると、人数が多いことならではの問題点や改善点も多く上がってきますよね…。本校ではまず出席管理が大きな課題でした。

チームスポーツであり、団体競技としてみんなで力を合わせ、息を合わせて演技することが何より大切な競技ですので、気軽に練習を休まれてしまっては困ります。
各々に習い事や塾など、忙しいのは山々なのですが、やはりあの子がいません、今日は休みです、連絡ないので知りません、え!今日休みって誰か聞いてる?・・・のような状況が日常的に起こっていました。

そこで、マネージャーと話し合いを行い、解決策として部活出席簿をエクセルで作ることにした、という訳です‼


名前×日付の簡単な表を作り、顧問が出した活動日をマネージャーがExcelの日付と曜日のセルに落とし込みます。Excelは部員全員と共有をかけてあるので、各自が欠席や遅刻の予定を入れ込む、という手順です。

欠席が多くて困ったこともあったので、欠席遅刻早退はドロップダウンリストで作り、更に色を目立たせることによってすぐにわかるようにしました。
パッと見て、今日は誰がいるのかいないのかが分かるので部員同士のトラブルも減りましたし、何より欠席が続いていると沢山色が付き他の部員にも一目瞭然なので、心理的な効果もあるのではないか…とも思われます。

教員が行ったのはそこまで。あとは運用はマネージャーや部長陣に任せていましたが、
さすがの高校生ですね。すぐに別のアイデアを持ってきてくれて、出席簿以外に行事ごとの発表タイムテーブルや、楽曲の情報、分数など、細かい内容を記した新しいタブが次々と作られ、より分かりやすいものに仕上がっていきました!

月ごとのタブがそれぞれあります


もちろん生徒同士はLINEなどで個別に連絡を取り合うのでしょうが、顧問とは‟LINE友達”ではありませんので、なかなか情報共有が難しいことも多くあります。一見当たり前なのですが、Excelを使って全体共有&共同作業を盛り込むことで、顧問‐部員間の連絡や出欠管理がスムーズにいくことが可能になりました。